2006-10-01から1ヶ月間の記事一覧

cnnニュースをきいていたら、こんなニュースを発見 温暖化の損失、大恐慌に相当と 英報告書が警告 http://www.cnn.co.jp/business/CNN200610300027.html ものすごく大雑把に要約すると、いますぐ地球温暖化に対する対策をとれば経済的な損失は少ないが、この…

成長の限界―ローマ・クラブ人類の危機レポート 1972 ダイヤモンド社 ドネラ H.メドウズ 自分が生まれる十年も前から環境問題は気づかれていた。 民間レベルまで研究が降りてくるまでにかかる時間の長さは半端ではないらしい。 物理的な問題よりも、社会的・…

Patterns in Design, Art and Architecture 最近、グラフィックやパターンに興味があります。 高かったけど、買ってしまった。ほしかったんだから、しょうがない。 下手にインテリアを設計するよりも すごく美しいパターンを部屋にめぐらせるだけのほうがよ…

先日、パリで出会った二冊の本 Archilab An inconvenient truth 一週間後、アムステルダムで期せずしてこの二冊に関係したイベントが起こる。 まず、Archilab。これは、現在フランスのオルレアンで開催中の展覧会のカタログ。 http://www.archilab.org/publi…

セックス・アンド・ザ・シティ シーズン 4 2003 そういえばだいぶ前に観たんだった。 英語の勉強になりました。 英語で聞いたときの理解率は50-70% ネイティブはやっぱわかりにくい。

伊東豊雄のエル・クロッキーをたまたま今日読んだ。 伊東事務所、やっぱり面白い。

引越し作業が終わってやっとプロジェクトを再開。 作業スピードが作業中断前より若干遅くなっている気がする。 よくないなあ。 しかし、外国語で話してると思考に枷をつけられたようになる気がする。 頭の回転が鈍る気がする。 よくないなあ。 残り一ヶ月半…

Kiss of the Dragon 2004 テレビでやってるのをたまたまみた。字幕なしでも結構観れるもんだ。 ジェット・リーの動きが異常に早いのは、手足が短いからな気がする。

土日にパリへ小旅行。 土曜日、リール。 コングレキスポ(OMA) ユーラリール(Jean Nouvelle) リヨン・クレジットタワー(christian de portzamparc) ル・フレノワ・国立現代アートスタジオ(Bernard Tschumi) コングレキスポを見て失望していたところを…

見えがくれする都市―江戸から東京へ 1980 鹿島出版会 槙 文彦 内容に関してはあまり新しい発見はなかった。 ちゃんと勉強して建築学科を出れば普通に知っているはず。それくらい基本的な内容。 特筆すべきは大野先生の章の、論の展開の仕方。 あまりにも論理…

茶の本―英文収録 1994 講談社 岡倉 天心, 桶谷 秀昭 基本的な読後感は『陰影礼賛』のときと同じ。 文章全体の底を流れているゆるやかな諦念まで一緒。 どうやら、われわれが抱える問題は岡倉天心の時代から谷崎潤一郎をへて現在まで基本のところは変わってい…

七人の侍 2002 黒澤明 三船敏郎 三船敏郎、うわさにたがわぬ迫力。 七人の侍の中の、最初の一人のおじさんの目がものすごく透き通っているのに驚嘆する。 こんな目を持った人が今日本にいるだろうか? そして農民たちの演技が、とにかくすごかった。

アトリエ・ワン・フロム・ポスト・バブル・シティ 2006 INAX出版 アトリエワン アトリエ・ワンの作品集。 どの作品も面白い。 いろいろ共感できるし、彼らが評価されているのもうなずける。 ただし決定的に不満なのは、どれもこれも独立住宅ばっかりというこ…

羅生門・鼻 新潮社 芥川 龍之介 文体が非常に心地よい。とても美しい日本語で物語がつむがれている。 また、原典が書かれた時代とこの小説が書かれた時代の雰囲気が両方感じられるのも楽しい。茶道のように、先人の遺産を継承しわざと不完全コピーをつくって…

自分のパソコンがダウンして以来ボスから借りていたラップトップが突然、昨日の夜無線LANを受信開始。 なんという偶然、なんという幸運。 これでまた、ブログを更新することができる。 今日は、新しい事務所の改装のお手伝いで一日中ペンキ塗り。 というのも…

さかさま世界史英雄伝 2005 角川書店 寺山 修司 3000年来もの天才たちを自分の身にひきよせてすっかり再解釈してしまう、という大胆な構想に感服。 寺山修司さん、大物だなあ。

地獄変・偸盗 968 新潮社 芥川 龍之介 藪の中、なんてスリリングなんだ。 テーマを古典からもってきて現代的に解釈しなおし、洗練された文章で描くというのは、なかなかおもしろい試みです。

覚書。 アムステルダムの街の、不思議。 街の一番古い骨格はダム広場から街路が扇状に広がるセントラル地区。 扇の中には繰り返しみられるパターンがある。 運河→歩道→緑→車道→歩道→建物→中庭(緑)→建物→歩道→車道→緑→歩道→運河 航空写真で見ると、さながら…

覚書。 GoogleがYouTubeを1600億円で買収。 そしてYouTubeはできてたった一年の会社、社員数67名。 どういうことかというと、社長が600億円くらいもってくとして残りを社員数で割っても一人頭15億円位もらったって事。 たった一年で。 こういうことここ…

覚書。 日本にいるころ、なんだか見えない敵と戦ってるような焦りが常にあった。 こっちにきたら、そんな見えない敵なんて実ははじめから存在してなかったんじゃないかという気になってきた。なぜならみんな、実にあっけらかんと生きている。自分でつくりあ…

痴人の愛 新潮社 谷崎 潤一郎 うーん、どきどきする小説。 理解はできるのだけれども、そこまではちょっとついていけないかも・・・みたいなギリギリ感がたまらない。 著者は西洋コンプレックスにだいぶくるしめられたんだろうなあ、と思うと、けっこう切な…

ピンポン 2003 曽利文彦 窪塚洋介 みんな、すげえかっこよかった。 監督や脚本家も含めて。 主要人物5人の誰にも感情移入することができた。 これって、まじ、すごいことじゃないかと。

陰翳礼讃 中央公論社 谷崎 潤一郎 この文章は、昭和八年当時、すでにグローバル化(アメリカ化)によって変化するライフスタイルへの反発が起こっていた、ということを示しています。 今の僕たちは、このとき著者が批判した欧米化されたライフスタイルよりも…

住宅論―12のダイアローグ 説明 2000 INAX出版 青木 淳 8組の建築家+映画監督+ファッションデザイナー+アーティストと青木淳の対談によって展開する全12回の住宅に関するシンポジウムの記録。 個々の作家の考えていることもそれぞれ興味深いけれど、全体に…

ソラリスの陽のもとに 1977 早川書房 スタニスワフ・レム, 飯田 規和 主題は、地球外生命体との接触。 書かれた時代を考えるとこの古典的テーマも納得できます。 結構おもしろくて、いろいろと映画もつくられているようですが、現代でもある程度通用する小説…

Art Now (Icons) 2001 Taschen America Llc オスロの国立美術館でムンクの「叫び」を観たあとになんの脈絡もなく衝動買いした本。 たしか東京でもかえるのにわざわざ物価の高いノルウェイで買ってしまった。 内容は、現代美術の先端を走るアーティストたちを…

Design Museum Book of Twentieth Century Design (DESIGNERS OF THE 20TH CENTURY) 1999 Carlton Books Ltd デンマークは、デザインの国。 というわけで、デザインミュージアムで買いました。 内容は、デザイン全般について網羅的にふれています。簡単な辞…

妹島和世+西沢立衛読本-2005 2005 エーディーエー・エディタ・トーキョー 妹島 和世, 西沢 立衛, 二川 幸夫 このふたりは今世界でもっともアツいかもしれない、と思わせずにはいられない内容。 すごいなあ。

妹島和世読本-1998 1998 エーディーエー・エディタ・トーキョー 妹島 和世, 二川 幸夫 妹島さんは建築を語らないように見えて、ちゃんとおもしろいこと言ってますね。 人間としても、たいへん魅力的な方だなあとおもいました。

また、ちょっと更新。8月、夏休みがあけてから、老人用集合住宅のスタディを任されています。 敷地は、アイブルグという現在建設中の人工島の先端。この島は10月号のPENでも紹介されています。 この島の半分はまだ土が盛り上がっているだけの状態で、僕たち…