見えがくれする都市―江戸から東京へ
1980
鹿島出版会
槙 文彦


内容に関してはあまり新しい発見はなかった。
ちゃんと勉強して建築学科を出れば普通に知っているはず。それくらい基本的な内容。


特筆すべきは大野先生の章の、論の展開の仕方。
あまりにも論理的でわかりやすいためにまるで数学の模範解答を見ているような気分になる。
そして感覚的な部分もけしておろそかにしていないのがすごいところ。