cnnニュースをきいていたら、こんなニュースを発見


温暖化の損失、大恐慌に相当と 英報告書が警告
http://www.cnn.co.jp/business/CNN200610300027.html


ものすごく大雑把に要約すると、いますぐ地球温暖化に対する対策をとれば経済的な損失は少ないが、このままほっておくとすぐに大恐慌第二次世界大戦並みの経済的打撃が全世界を覆うということが、わかってしまった。(これを書いている間にもテレビ画面でトニー・ブレアがこの問題についてシャウトぎみに演説中)


ついに地球温暖化が経済的に打撃をあたえることが、科学的な方法でもって、具体的な数字を伴って、しかるべき権威のある機関から提出された。
そして経済に打撃を与えるとわかったら、この資本主義社会の世の中は一気にその方向に動くに違いない。
もちろん建築にも影響を与えるはず。われわれは目先の小さなはやりのトレンドにとらわれず、大きな流れを見つめていなければいけない。(食いっぱぐれないためにも)


これに関連して、もうひとつ。
地球温暖化のひとつのターニングポイントは、グリーンランドの氷が溶けるかどうかにあるというお話。
http://news.independent.co.uk/environment/article1940797.ece
グリーンランドの氷が減ると、地球の環境は決定的にやばくなる、らしい。


全世界のGDPの0.1%くらいのお金をつかってグリーンランドの氷が溶けるのをふせぐ建築を建てるプロジェクト、なんて卒計で誰かやれば、面白いのに。