野村仁

左:Tardiology 右:北緯35°の太陽 & 真空のゆらぎが・・・Ⅱ


野村仁『偶然と必然のフェノメナ』より。
解説文によると
『作品=現象の奥に意味内容=本質を求めるような「本質主義的アート論」は、最早通用しなくなってきていた。
作品=現象が意味を発生させるのであり、逆ではない。』


たいへん興味深い。
ちなみにこの写真集は、作品だけでなくそのコンセプトが明快に簡潔に写真に添えられていて、非常によい。
作品は、なぜそのような素材でそのような形態になるのか、そのコンセプトこそが最も大切。


それは建築も同じ。