修士論文の発表会、二日目。
二日間通していろいろな分野の研究室の発表を聞いているとデザイン研の論文は勉強した量よりも、テーマが発見的かどうかが勝負であることがわかる。
量では他分野の研究室とは勝負にならない。


もうひとつわかったことは、個人的な発見や動機から出発していないものはどんなに内容が多くても面白くない。
でも私的な発見は、最後には開かれていなければならない。


そして


自分の発見に対する盲目的なまでの信頼は強力なメッセージ性を生み出しもするけれど、
同時に危険であるということも、また事実。