真価が問われている
今日、ひとつのコンペを無事提出しました。
個人的にとても納得のいくものができたと思っています。
いつもどうしてもコンセプチュアルにやろうとしてしまう自分にとって、今回の案のような「すごくいい普通」みたいな設計はとても勉強になりました。
ぜったいに自分ひとりでは作り上げることができないものです。
一緒にやってくれたカワシマ、コミヤマありがとう。そして幾度となくエスキスしていただいた難波先生、前先生、ありがとうございました。
そして日本を再び出るまで二週間を切りました。
でももうひとつのコンペを出国前に出そうと思っています。
ここで再び自分が納得できるような案を提出できるかどうか。
まさに僕たちの真価が問われています。
たとえ今回のコンペで賞をいただいたとしても、このままではある意味「普通」でしかない。
ハイテンションなスケジュールであっても自分たちの思い通りの設計ができるかどうか。
これができなければ、将来建築家になるなんて夢のまた夢でしかない。
今の自分の気分を表現できるぴったりの歌詞をある曲から抜粋すると以下のようになります。
「僕らはきっと今、試されている。どれくらいの強さで、明日を信じていけるかを。たぶん、そうだろう」
たぶん、そうでしょう。