迷わず行けよ、行けばわかるさ

k_fire2005-12-27

コンペの1/200スタディ模型完成。
はじめて内部空間の様子がわかる。
心配していたほどスケール感はおかしくない。
既存の建物がそれなりにいいので
ちょっと操作を加えるだけで結構面白い空間になる。


ひさしぶりにちょっと大きめの模型を作った。
結構時間がかかるかと思っていたけど、やってみると逆に結構簡単にすぐできてしまった。


やっぱり手を動かすのは大事。
手の動かない人間、作業の遅い人間にいいデザインのできる人間はいない。


自分の経験上、この法則に例外なし。


そういえば去年のいまごろは卒計のために鬼のようにスタディ模型を作り続けていた。


テーマやプログラムや敷地で悩んでも意味は無い。
純粋に建築のデザインの能力だけで自分がどこまでやれるか知りたい


と考えて、あえてテーマやプログラムは平凡で無難なものを選ぼうと決めたのが去年の10月。
テーマで勝負しない、と決めたのは時代に逆行する考え方だったのかもしれない。
特に卒業設計ではテーマやコンセプトの面白さの方が重要視されるのが最近の流れだし。
テーマさえ面白ければ設計がまずくても一位になれる卒計のコンペもあるし。
でもそれってどうなの?って思ったことが自分の卒計の出発点。


要は言いたいことは、普通にいい設計をして、いい図面を描いて、いいドローイングを描いて、いい模型をつくって、いいプレゼンをすればいい卒業設計ができるという当たり前のこと。


そしていい設計をするには時間をかけたほうがいいのはあたりまえだから、ちゃちゃっとプログラムと敷地をきめてしまったほうが得策。


卒計で悩んでる人は、そろそろ悩むの終えないとまずいよ〜