シンガポール旅行#2 クラウド・フォレスト


意外な収穫があったのは、gardens by the bayの2つのガラスドームのうちのひとつ、"cloud forest" 

管理された環境のなかで、滝を作ったり、ミストの散布を積極的に行い、雲の中のような環境をつくっている。ミスト散布の視覚的、触覚的な効果をはじめて確認できた。

ミストを散布するとほんとうに雲の中にいるような環境になるので非日常的な体験として楽しい。
が、あくまでガラスのドームに守られた中で実現されている空気環境。
ミストが体に触れるとたしかに心地よいが、ドーム内はシンガポールの普通の建築同様、強烈に空調が効いているので、空気そのものが冷たい。
ミストが体に触れていないとほとんどまったく体感上は効果がないということもよくわかった。
外気でミスト散布を行う場合、ちょっとの風で簡単にかき消されてしまうことと、ミスト温度が上がってしまうとちょっと快適とは言えないということは留意しておく必要がある。


だからミスト散布はどちらかというと視覚的なイメージ上の効果の方が大きいというのがとりあえずの結論。
六本木ヒルズの広場でも、浅草のアーケードでも、かつての愛地球博ペデストリアンデッキでも設置されているが、確かに、あると涼しげ。


それでも、「びしょびしょな」状態はなんだかわけもなく面白く感じる。
もしかして外気でミスト散布するときは、あたりがずっとミストで充満しているだけでなくて、風が吹いてミストが晴れる状態もうまくコントロールできればいいのかもしれない。
ミスト散布の動画はこちら→ http://youtu.be/NbQnFzUFn2k