シンガポール旅行#1 マリーナ・ベイ・サンズ


マリーナ・ベイ・サンズは現代建築としても一見の価値あり、シンボルとしての存在感はヨーロッパの街における教会に匹敵するほど。
地上のロビー部分、ホテルのタワー部分、屋上のプール部分の構成は明快かつシンボル性を獲得しているだけでなく、商業的にも大成功している感あり。


地下にはカジノとショッピングモールがあり、ホテルの部屋から一度も外気にふれることなく生活が完結できる。
これはこれで興味深い状況ではあるけど、多少の息苦しさを禁じえない。ずっと強烈に空調の効いた空間にいると体調をくずす。
かといって外はずっといるには暑すぎる。
肥大化した内部空間はコールハースの'BIGNESS'を地でいっている?
毎晩水上で行われる水と映像のイベントは、湾を囲むビルからレーザーを照射しまくりで香港を思い出す街全体の勢い。


ややマニアックな見所としては、マリーナ・ベイ・サンズのロビー部分のシティ側のファサード。ステンレスのプレートが風にたなびいて波紋が表面を伝う。生きているみたいでとても綺麗です。
動画はこちら→http://youtu.be/ZUUJ_E-a2Vo