review - stockholm 3rd day

8月7日,特にみたい建築もなくなったので、ホテルをチェックアウトしてスカンセンという屋外博物館+動物園へ。


ちなみにこのユースホステルは学校をそのままユースホステルに転用していて、面白かったです。
改築というほどの手も加えられておらず、僕は教室で寝泊りして体育館のシャワー室でシャワーを浴びました。ところが、こういう空間が、けっこう気持ちいい。
もともとの建物がいいというよりは、ユースホステルとして作られていなかったものがユースホステルとして使われていることからくる気持ちよさ、という気がしました。
ユースホステルのことなど何も考えていないそっけなさが、この建物のなかでの自由なあり方を保証してくれているという感覚です。うまく説明できているかわかりませんが・・・・


見たい建築はもう見たのでゆっくりと動物園で動物たちに癒されたあと、それでも時間があまったので郊外の聖マルコ教会へ


聖マルコ教会 St. Mark's Church (1963) , Sigurd Lewerentz

森の葬祭場をアスプルンドと一緒に設計したシーグルト・レヴェンツの作品。
教会の軽快に波打つ天井は、なかなか心地よいなと思いました。わりと単純な造形のルールで多様な空間が生み出されています。


その後、せっかくまた近くまで来たのだからと思い、ふたたび森の葬祭場へ。ゆっくり散策したあと、駅へ戻り、夜行列車で次なる目的地オスロへ。