やりかたをかえてみる

朝、Deco会のミーティングに遅刻。もうしわけない。
それにしても、コンペもDECoも欲張って全部やろうとしているけど、ちゃんとバランスをとらないと全部中途半端になるなあと思い始める。
コンペの進め方も含めて、ちょっと今までと変えてみる必要がある。


今日は千葉大のカイくんが参加してくれたのでみんなで安田講堂の前の芝生で昼ごはん。
信じられないくらい青い空、まぶしい緑。
本郷キャンパスの建物や緑は観光資源だし、ストックとしてとても優秀。
こういうものが都内にたくさん作られればリノベーションやコンバージョンもしがいがあるに違いない。


午後、コンペMTG
思い切ってコンペの進め方を変えてみる。
今まではずっと三人でああでもないこうでもないと言いつづけてやってきたけれど、
それではどうやらうまくいかないらしいということがようやく分かってきた。
いままでのやり方には他の二人も妙な違和感を覚えていたらしい。
各個人のがいつもひとりでやっているような想像力・創造力がなぜか十分に発揮されていない気がしていたのだ。


次からは通常アトリエ事務所でやられているように、自分たち3人の中でミニコンペを断続的に続けていくやり方でやってみようということになる。


そうすると、どのようにしてもっとも良い案を選ぶか、どのようにして各人の案のいいところを統合するかというところが大きな問題になる。
なんとか冷静に、客観的に自分たちの案を分析する目を持たないといけない。
そしてこれは、きっとこの先ずっと必要になる能力に違いない。


やりかたを変えるのには他の理由もある。
三人はそれぞれ他にやることもあるのだ。
コンペばかりやっているわけにもいかない。


たとえばDECo。他の二人はDEDoのコアメンバー。したがってそっちの作業でいっぱいいっぱいになることも予想される。
かたや自分は6月頭に日本を離れる身。
だから三人の中の役割として、自分の頭は八割がたコンペにつかい、DECoは簡単なブレストや作業をちょっとお手伝いする程度にとどめることに決める。
でも定期借家のプロジェクトは、自分もすみながらいじってみたいということもあり、DECoを抜けるという選択肢はありえない。
だからDECoに本格的に関わるのは帰国後にしよう。